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バンパー交換って軽自動車だと費用はいくらかかる?

■軽自動車とコンパクトカー
大きな自動車を維持することは出来ないけど生活の足として
自動車が必要な時やセカンドカーとして購入を検討する際に、
軽自動車にするかコンパクトカーにするかを迷うことがあると
思います。

軽自動車とコンパクトカーを簡単に比較してみたいと思います。

普通車であるコンパクトカーに比べると軽自動車は規格が厳しく
定められています。

現在ではボディサイズが、全長3400mm以下、全幅1480mm
以下、全高2000mm以下、エンジンの排気量は660cc以下で
定員が4名以下、貨物積載量は350kg以下となっており、いずれか
一つでも適合しない場合には普通車と見なされます。

一般的にコンパクトカーと言われる5ナンバーの小型普通車では、
全長4700mm、全幅1700mmとなっていることと比べると
軽自動車の小ささがよく分かると思います。

また購入の際にコンパクトカーであれば車庫証明の届出が必要と
なりますが、軽自動車の場合は車庫証明(保管場所)届出が地域に
よっては必要ない(住んでいる市町村の人口が10万人未満の)
場合があります。

これは「保管場所法」という法律で決まっており、自動車を保管する
場所には色々な条件があり、証明を取る際には交通安全協会の
係員が現地調査をすることになっています。

普通車であればこの現地調査は必ず行われますが、軽自動車の
場合は保管場所届出が義務づけされている地域であっても現地
調査までは行われないこともあるようです。

保管場所届出が必要なかったり、必要であっても現地調査が無い
のであれば駐車場を用意しなくても済むと思うかもしれませんが、
道路上に長時間(昼間は12時間以上、夜間は8時間以上)駐車
すると「保管場所法」違反となり刑事罰が科されてしまうので、
自動車を購入した際には車種に拘わらず駐車場は用意して
おきましょう。

■維持費の比較
維持費を比較してみると一目瞭然で軽自動車の方が安くなります。

毎年支払わなければならない自動車税を見ても、軽自動車の
場合は平成27年3月31日以前に新車登録されていればその
税額は年7200円で、平成27年4月1日以降に新車登録された
ものであれば年10,800円となります。

それに比べてコンパクトカーは排気量が1.0L未満であれば
29,500円、1.5L未満であれば34,500円、2.0L未満で
あれば39,500円ということになり、一番税額の安い1.0L
未満でも軽自動車の3倍前後であり、その差は小さくありません。

車検を受ける際の法定費用である自動車重量税についても、
グリーン税制やエコカー減税が適用されるかどうかや車種に
よっても違ってきますが、コンパクトカーは軽自動車の3倍前後
掛かります。

これらは自動車を動かなくても掛かる費用なので、所有期間が
長くなればなるほどコンパクトカーの方がこれらの費用は余計に
掛かることになります。

次に日々の燃料代に大きく影響のある燃費を見てみると、
カタログ値ではいずれも1L当たり20km以上となっておりそれほど
大きな差はありません。

しかし実燃費となると、自動車の使い方で違いが出てきます。

ストップ&ゴーが頻繁に行われる街乗りの場合は車体が軽い
軽自動車の方が燃費が良く、高速道路などで長時間高速走行を
する場合には排気量の大きいコンパクトカーの方が良いということに
なります。

それ以外にもオイル交換などの整備費用も安く上がり、高速道路
料金やフェリー料金などもコンパクトカーは一律普通車と区分される
のに対して軽自動車は別に区分されて料金が安くなっています。

このように維持費を比較してみた結果、少しでも維持費を安くしたい
場合には軽自動車を選ぶべきだと言えると思います。

■使い勝手を比較
軽自動車の方が車体のサイズが小さいので駐車スペースが
限られている場合でもラクに駐車出来ますが、立体駐車場となると
高さに制限があるため、軽自動車の中でも車高の高いものは
駐車不可となってしまうことがあります。

逆にコンパクトカーは軽自動車に比べて車体のサイズが大きい
ものの、車高が高いものはあまり存在せず、立体駐車場でも
問題なく駐車することが出来ます。

軽自動車もコンパクトカーも運転がしやすいという点では共通して
いますが、軽自動車は箱形のデザインが多いため車両感覚を
掴みやすくなっています。

さらに窓が大きく作られているものが多いため、初心者や運転に
自信が無い場合でもバックが比較的簡単に出来ます。

また現在新車販売されている車種やカラーバリエーションを
見てみると、いずれも軽自動車の方が豊富であり、自分の好きな
ものを選べるので女性や若い人には軽自動車の方が良いかも
しれません。

結論としては、高速道路を頻繁に利用したり、長距離を走ることが
それほどないのであれば軽自動車の方がオススメだと言えます。

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